Enji

エンジ

「地元の発電所で働いていた両親が帰宅すると、毎晩のように友人たちがゲルに集まりました。誰かが歌い始めると、すぐにみんなが加わり、夜遅くまで体を温めながら、自分を表現するために古い民謡を歌っていました」(Gurdianインタビューより)

モンゴル歌唱の伝統とジャズ即興の間に、自然体でありながら温かく繊細な感情に満ちた声を交差させるアーティスト。
幼少期はユルト(移動式住居)で育ち、両親や親族と共に夜遅くまで伝統的な民謡を歌う環境でモンゴルの伝統的唱法「オルティンドー(長歌)」を学び、民謡と舞踊にも親しむ。
ウランバートルで音楽教育の学士号を取得後、2014年、Goethe-Institut の「Goethe Musiklabor Ulan Bator」プログラムに参加し、ミュンヘンの音楽大学でジャズを学ぶ。
今年の5月に発表された”Sonor”はモンゴルの伝統とヨーロッパのジャズをゆったりと調和させながら、文化的・情感的に2つの世界の間に立つ経験を表現した作品となっている。
今回が初来日となり、長く協働している Paul Brändle(ギター)、River Adomeit(ベース)のトリオ編成で出演を予定している。